最良のジュエリーをお届けしたい
こんばんは。AVATEの成田です。
本日は制作スタッフの講習をしました!
デザインを仕事にしているとつくづく思うのが、
人間の「感覚」ってよくできているな、
ということ。
例えば、
「高級感がある」「安っぽい」
「洗練されている」「野暮ったい」
という感覚って、多くの方が、何かを見たときに瞬時に感じることができると思うのですが、
じゃあ、
「その違いって、何?」
って聞かれても、「なんか違うのは分かるんだけど、どこが違うのか分からない・・・」ということがほとんど。
だからこそデザインの「プロ」がいる訳で、当然ではありますが!
実はその差って、全体のたった1%以下の違いだったりするのです。
デザインの経験を積ませていただく中で、気が付きました。
ジュエリーの場合だと0.1mm、0.2mmの世界。
もしかすると顕微鏡でみてやっと分かるレベルだったり。
そんなごくごく小さな差を、多くの人は
「感覚」で捉えることができるのです。
逆に言えば、
「大きく与える印象を変えたい」
と思ったときに、デザインは大きく変える必要はないということです。
でもそのごくごく小さな差によって、
「良質さ」に大きく違いがでる。
ジュエリーを身に着けたときの、気持ちの高まりは全然ちがうし、
十年二十年と愛着が湧き続けることができるものになるかが変わってくる。
AVATEの製品は、消耗されるアクセサリーではなく
いつまでも使い続けていただける「高品質なジュエリー」でありたいと思っています。
だから、確実に信頼できる制作スタッフと、高い品質基準を設けて、モノづくりをしています。
ごくごくわずかな違いを見る目を持って、制作・検品をしてもらいます。
そして、今日指導させていただいたスタッフは、
私の製品への細かいこだわりを聞き、
大きな顕微鏡をスーツケースにいれて、面接にきてくれました!(驚)
そんなスタッフOがこれから、制作スタッフに仲間入りします。
数あるジュエリーショップの中から、AVATEを選んでくれたお客様に、
共に「最良」を届けていきます。
ここからは、少し制作面の細かい話。
ジュエリー作りは、まず原型を作るところから始まります。
・手作業で、「ワックス」という材料を溶かしたり削ったりして原型作る方法
・「3Dプリンター」で原型を造形する方法
の2種類が主流です。
基本的には後者の3Dプリンターでの製法は「精密で複雑なデザイン」をすることができ、「作ることのできないジュエリーはない」と言われています。
息をのむような均整のとれたジュエリーを生み出すことが可能であったり、
また、オーダーに対して、お客様の好みを聞き、即座に微調整を行いながらお作りすることができる、今のジュエリー業界になくてはならない手法なのです。
ですが、
前者の「ワックス造形」には、手作業にしか出せない「味」というものがあると感じます。
それこそごくごくわずかな違いですが。
AVATEではデザインによって制作方法を使い分けています。
均整の取れた美しさも、ハンドクラフトの温もりも、どちらも心地の良いものです。
-AVATE-
心地よい着用感にこだわったジュエリーブランド。2~25号という豊富なリングサイズ展開も特徴です。
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